12.1 準備
1. こちらより今回使用する Vectorworks ファイルをダウンロードしてください。
2. ダウンロードしたファイルを解凍し、「CreateSpace.vwx」を Vectorworks で開きます。
3. スペースの設定については前回の連載記事を参考にしてください。
Design without limits.
まずは、スペースの設定ダイアログを開きます。
1. こちらより今回使用する Vectorworks ファイルをダウンロードしてください。
2. ダウンロードしたファイルを解凍し、「SpaceSetting.vwx」を Vectorworks で開きます。
3. ツールセットパレットの建物ツールセットを選択します。
4. スペースツールを選択し、ツールバーの設定ボタンをクリックします。スペースを設定ダイアログが表示されます。
5. ダイアログの左側に設定項目のカテゴリが表示されます。中央は選択したカテゴリに応じて表示内容が変わります。右側はラベルのプレビューが常に表示されます。
まずは、統合ビューを使う方法です。
統合ビューで見るメリットはやはり、くるくる回してモデルのあちこちから自由に見られることです。
「魅せる」ための3次元モデルではないといっても、動かして「見せる」のであれば、初期段階で施主さんの前にノートPC開いて、「前面道路からみると、こんな感じになってまして…」とプレゼンに使うこともできると思いますよ。
ビューメニュー>他のレイヤを>表示を選んでください。
あとは、各階のどこかのレイヤでビューメニューから統合ビューコマンドを選ぶだけです。
3Dツールのフライオーバーツールで画面をドラッグすれば、ほらくるくると各階がすべて同じパース方向で表示されますよね。
ビューメニュー>レンダリング> OpenGL を選ぶと、レンダリングされた状態で、くるくる。
昨日より、各種連載記事からテンプレートファイルのダウンロードができない状態となっておりましたが、本日11時45分に復旧いたしました。
ご不便をお掛けいたし、誠に申し訳ございませんでした。
ではもう半分のガラスを作成します。四角形ツールをダブルクリックして、生成ダイアログを表示させ、さきほどと同じ大きさ幅900mm、高さ1890mmと入力します。配置の基準は、今度は底辺左隅、座標位置はX=20、Y=0とします。
OK ボタンをクリックすると、画面中央から今度は右側に少し寄った縦長の四角形が生成されます。間は40mmでこれが窓の引き違いの重なり部分になります。
さて、この二つ並んだ四角形を両方選択して、属性パレットから面の模様を、なし(パレット上の絵では四角形にバッテン!)にしておきます。模様をなしにしておくと、レンダリングをしたときにも「模様がなし」になる、つまり穴があいた状態になるんです。
※リアリスティックなCGを目指すRenderWorksの場合には模様の代わりに「テクスチャ」を割り当てます。テクスチャ=素材の特性と考えてもらえればOKです。
ガラスのテクスチャならガラス素材のように透明度、色、反射率など、木材のテクスチャなら木質、木目の感じ、色などを設定できます。
模様をなしにしたら、四角形を両方選択した状態のまま加工メニュー>変換>3D多角形に変換を選択してください。
二つの四角形がグループ化されひとつになりますね。
これで、さきほどの四角形は、奥行きをもつ枠になりました。
※3次元モデルの基礎その2:「現在の視点(見ている方向)で描いて、奥行きを与える」
冒頭に書いたように、この記事では、雑誌に出てくる様なリアリスティックでゴージャスなCGパースを目指しません。
「No Color=彩色無し」「No Interior=内観無し」「No Waste=手間無し」で作成した「3Nモデルパース」を作成してみましょう。
目標は「スチレンボードを使ったスタディ用の外観のみの白模型」です。
もちろん、本物の模型には敵いませんが、模型作製の前に簡単にディテールを確認しておいてから本番の模型作成に取りかかる、ということもできますよ。
設計の検討段階で「あれこれと考えをまとめるお手伝いをする3次元モデル」とお考えください。
FundamentalsユーザーさんとFundamentals with Renderworksでは使用できるレンダリングは違いますが、どちらもモデル作成の手順は一緒です。
コーヒーブレイクの間に、ちょこっとお試しできるボリュームでモデルを作成します。
第1回の今回は、作成手順「6.お片づけ」まで、
第2回は作成手順「7.窓(開口部のみ)シンボルの作成と配置」と「8. ドアシンボルの作成と配置」まで、
第3回はパースで見る以降おまけの最後まで、
全3回の掲載予定です。
■作成手順
1. 用紙の準備
2. 建物レイアウトと基礎を同時に作成
3. 1階を作成
4. 2階を作成
5. 屋根を作成
6. お片づけ
7. 窓(開口部のみ)シンボルの作成と配置
8. ドアシンボルの作成と配置
■パースで見る
1. 統合ビューで見る
2. ビューポートで見る
■おまけ
1. 情景部品を作成、配置
では、早速はじまり、はじまり〜。
本日、掲載予定だったArchitect解説講座ですが、都合により来週に変更させていただきます。
誠に申し訳ございませんが、何卒、宜しくお願いいたします。
【更新】
予定よりも時間がかかってしまいましたが、先ほど、メインテナンスが終了いたしました。ダウンロードリンク切れなどがありましたら、お手数ですが、bim@aanda.co.jpまでご連絡下さい。
本日、17:30よりサーバーメインテナンスを行います。
メインテナンス中はダウンロード機能が停止しますのでご注意ください。
終了時間は18:00を予定しています。
ご迷惑をおかけいたしますが、ご了承ください。
Vectorworks が持っている縮尺設定は固定されたもので、一覧にない場合はカスタム設定として入力する必要があります。
よく使う縮尺コマンドは、1:30 や 1:150 などユーザがよく使う縮尺を登録し、デザインレイヤや、シートレイヤ上のビューポートに適用することができるコマンドです。 “よく使う縮尺 コマンド” の続きを読む
Vectorworks2014 シリーズがリリースされました。
色々と新機能が追加されましたが、代表的な新機能の中で気になるものはどれですか?ぜひアンケートにご協力ください。 “【アンケート】2014新機能について” の続きを読む
Vectorworks 2014 シリーズのチュートリアル「Getting Started Guide 日本語版」の提供を開始しました。各ラインナップごとにご用意しています。 “各種 Getting Started Guide 日本語版の提供を開始” の続きを読む