Architect解説講座

第11回「スペースの設定」

ArchitectDesigner

この記事は【2014年5月14日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

11.6.2 ラベルのカスタマイズ(文字のみ)

文字だけのスペースラベルを作成してみます。文字だけのスペースラベルは、ダイアログの中だけで作成していくことができます。

1. ラベルの管理ボタンをクリックします。ラベルの管理ダイアログが表示されます。

ラベルの管理ダイアログ

2. 新規ラベル(文字)ボタンをクリックします。新規ラベル(文字)ダイアログが表示されます。

新規ラベル(文字)ダイアログ

3. シンボル名に「サンプルラベル」と入力します。

シンボル名の入力

4. データフィールドタブで、以下の項目を選択し追加ボタンをクリックして、表示されるデータに追加します。

  • スペース名
  • 天井高

データの追加

5. ここでは特に設定しませんが、属性タブでフォントやスタイル、配列などを設定することができます。

属性タブ

6. OK ボタンをクリックすると、ラベルの管理ダイアログに新しいラベルが追加されます。

追加されたラベルシンボル

7. ラベルの管理ダイアログで、先ほどの「サンプルラベル」が選択されていることを確認し、OK ボタンをクリックします。

8. フィールド一覧の「02 天井高」を選択し、フィールド書式の編集ボタンをクリックします。書式の編集ダイアログが表示されます。

書式の編集ダイアログ

9. 後記号に「mm」と入力し、OK ボタンをクリックします。

後記号の追加

これで、スペース名と天井高を表示するスペールラベルが作成されます。また、天井高には後記号として高さの単位を表す「mm」が追加されます。寸法や面積のパラメータであれば、ファイルメニュー>書類設定>単位単位表示にチェックを入れることも可能ですが、寸法線では単位を表示せず、こういったラベルは単位を表示させたい場合などで使うことができます。

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