Architect解説講座

第11回「スペースの設定」

ArchitectDesigner

この記事は【2014年5月14日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

11.2.2 自動-番号設定

スペース番号スタイルで「番号のみ」もしくは任意の番号スタイルを選択した場合に、番号の割り振りを始める数字や、いくつずつ数字を増やすか、次に作成するスペースの番号を何番にするかを決めることができます。

ここでは、以下のように設定してみます。スペース番号が常に偶数になるようにします。

  • 開始番号:2
  • 増分:2
  • 次の番号:2

このセクションでは、モデル内のスペース番号の確認をすることができます。仮に下図のようにスペースを作成してしまった場合、番号のずれや重複を解消することができます。

1. 開始となるスペースを選択し、データパレットの詳細設定ボタンをクリックします。スペースを設定ダイアログが表示されます。

スペースを設定ダイアログ

2. 番号設定カテゴリにある自動-番号の確認ボタンをクリックします。自動-番号の確認ダイアログが表示されます。

自動-番号の確認ダイアログ

3. スペース番号の一覧で、番号が重複している場合は「(重複)」、増分に当てはまらない場合は「(間違ったオフセット)」と表示されます。番号が欠落しているところは「…は欠落」という行が挿入されます。

ズレや重複の表示

4. 重複しているスペースを選択すると、ボタン表示が増分により再設定、番号が増分と違う場合は、ボタン表示が有効な値に再設定となります。欠落が発生した場合はズレを解消という表示になります。

増分により再設定

有効な値に再設定

ズレを解消

5. 問題のあるスペースを選択し、ボタンをクリックしながらスペース番号の重複やズレを解消していきます。

解消後の番号

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