Landmark解説講座

第2回「地形モデルの編集」

ArchitectLandmarkDesigner

この記事は【2018年6月13日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

2-4. 切土盛土の計算

地形モデルに造成面を作成した場合の、切土盛土の土量計算ができます。また、法面から土量効率の良い造成面を作成する方法があります。

2-4-1. 土量の計算

1. 地形モデルを選択し、データパレットの切土・盛土計算を更新ボタンをクリックします。

2. 切土と盛土の実容積でプラスマイナスがわかります。(画像では、土量が余る)

2-4-2. 土量効率の良い造成面の作成(Landmarkのみの機能)

切土盛土の実用石が0に近い数値での造成範囲がわかります。

1. 造成図形がある場合は、一旦削除します。

2. 法面図形を選択し、土木造園法面から造成面を作成をクリックします。側面ごとに勾配を設定できます。OKすると造成面が作成されます。

3. 地形モデルを選択してデータパレットの更新ボタンをクリックし、さらに切土・盛土計算を更新ボタンをクリックします。この造成範囲に近い形状にすることで、土量的に効率の良い造成面の作成が可能です。

2-4-3. 指定範囲のみ土量計算をする場合

複数の造成図形がある地形モデルで、敷地内など指定した範囲のみの切土盛土の計算をします。

1. 2D/平面ビューで、多角形ツールなどで指定したい範囲を描きます。

2. 図形の上で右クリックし、図形からオブジェクトを作成を選択して、「オブジェクトタイプ:造成図形」「プロパティを表示」にチェックを入れてOKします。

3. 「形式:法面」にしてOKします。

4. データパレットの計算を更新ボタンをクリックすると、指定した範囲のみの土量計算が表示されます。

5. このまま地形モデルを選択して更新すると、作成した法面の範囲のみに造成図形が適用されてしまうため、この法面図形はレイヤを別にするなどしてください。

 

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