Cloud Services解説講座

第8回「共有と共有リンク」

Cloud Service

この記事は【2021年6月15日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

Cloud Servicesにはデータのアップロードのほかに、関係者との共有方法を用意しています。今回は2通りの共有方法をご紹介します。

ここでは、Cloud Servicesポータルサイトでの利用方法をご紹介しますが、同様のアイコンがNomadにもあるので、Nomadからでも共有可能です。

18-1. 共有の作成

Cloud Services経由の共有

共有はCloud Servicesのアカウント所有者(Service Select、無料アカウント問わず)とのやりとりに利用します。Cloud Servicesでプロジェクト共有を行う場合は、フォルダに対してCloud Services経由の共有を行います。
(フォルダの共有の新機能はこちら

1. Cloud Servicesポータルサイトのホームにアクセスします。

2. 共有したいファイルやフォルダを選択します。ファイルはVWXに限りません。

3. ツールバーの共有アイコンをクリックします。

4. 共有ダイアログで、共有したい相手のCloud Servicesに登録しているメールアドレスを入力します。

5. アクセス権を指定します。アクセス権は以下の3つです。

      • 3Dモデルの閲覧のみ
        • VWXから作成した3Dモデルファイル(VGX)の表示だけが可能な権限です。実際のVWXへはアクセスできません。
          共有前にVWXから3Dモデルを生成してください。
          共有を指定するファイルは元のVWXです。
      • 閲覧&ダウンロード
        • ファイルの閲覧に加え、ダウンロードもできる権限です。
          すべてのファイル形式に対して指定できます。
      • 同期と編集
        • 相手のローカルコンピュータと同期・編集ができる権限です。
          フォルダに対して指定でき、フォルダ内のすべてのファイルに適用されます。

6. OKをクリックすると、相手に共有のメッセージがメールで送信されます。

リンク経由の共有

共有リンクは、ファイルの閲覧とダウンロードができる権限を備えた共有方法です。共有相手がCloud Servicesのアカウントを所有している必要はなく、素早く共有したいときに便利です。また、リンクの有効期限を設定することで、期間限定での共有が可能です。

1. Cloud Servicesポータルサイトのホームにアクセスします。

2. 共有したいファイルやフォルダを選択します。ファイルはVWXに限りません。

3. ツールバーの共有リンクをクリックします。

4. 共有リンクダイアログで、作成をクリックしてリンクを作成します。

5. 必要に応じて有効期限を設定にチェックを入れ、日付を指定します。

6. リンクの共有方法は以下の3つです。

      • メールを作成
        • Cloud Servicesから離れずに共有リンクを送信できます。メールを作成ダイアログで、宛先、件名、メッセージを入力できます。
          メッセージ欄にあるグリーンの文字は共有リンクのため、編集・削除はできません。
      • リンクをコピー
        • 作成されたリンクをクリップボードにコピーします。
          別途、メーラーやテキストエディタなどにペーストして利用してください。
      • QRコード
        • 共有リンクが埋め込まれたQRコードが表示されます。コピーをクリックすることで、クリップボードにQRコードをコピーします。
          別途、メーラーやテキストエディタなどにペーストして利用してください。

上記いずれかの方法でCloud Services上のファイルやフォルダを共有できるようになります。

次ページで設定した共有の管理や削除をご紹介します。

この機能を利用できる製品