目次
- 4-1. 底面となる四角形の作成
- 4-1-1. 幅と高さから四角形を作成
- 4-1-2. 挿入点に四角形の中心を移動
- 4-2. 柱状体の作成
- 4-2-1. シンプルな柱状体
- 4-2-2. ハイブリッド化
- 4-2-3. いったん確認
- 4-3. レイヤとの連動
- 4-3-1. 上端のレイヤを取得
- 4-3-2. 下端のレイヤを取得
- 4-3-3. 所属するレイヤの高さとの差を設定
- 4-3-4. オフセットを追加
- 4-4. ムシ退治
- 4-4-1. レイヤ選択が正しいかを判定
- 4-4-2. もしも♫レイヤが♫カラ〜な〜らば〜
- 4-5. オブジェクトに変換
- 4-5-1. ラッパーノードに変換
- 4-5-2. オブジェクトノードに変換
- 4-5-3. 使ってみる
4-2. 柱状体の作成
4-1で作成した四角形のネットワークを利用して柱状体を作成します。
4-2-1. シンプルな柱状体
まずは指定した高さの柱状体を作ってみます。
- 使用するノード
- 入力関数>初級>Dim 1つ
- 図形>ソリッド>Extrude 1つ
先ほどの四角形のネットワークの最後のMoveノードの出力「itemOut」をExtrudeノードの入力「hObj」につなぎます。移動後の四角形が柱状体の底面として指定されます。
Dimノードを選択し、オブジェクト情報パレットのDimに「100」と入力したら、Dimノードの出力をExtrudeノードの入力「nTop」に接続します。
4-2-2. ハイブリッド化
このままだと柱状体の形状が残らないので、底面の四角形と柱状体をグループ化します。
- 使用するノード
- 操作>Group 1つ
Moveノードの出力「itemOut」とExtrudeノードの出力「hObj」を、Groupノードの入力「hObjs」に接続します。入力「hGroup」には何も接続しません。
これで底面の2D四角形と3Dの柱状体が1つのグループになり、2D/平面の表示のときは四角形が表示され、3Dのときは柱状体が表示されるようになります。
4-2-3. いったん確認
まずはこの段階で柱状体ができるか確認してみます。
ネットワークの任意のノードの上で右クリックして、マリオネットスクリプトを実行を選択します。
高さ100で固定の柱状体が作成されます。中心が座標「0, 0」になっているのを確認できると思います。
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