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【海外事例】景観設計におけるBIMレベル2要件の適合

この記事は【2019年8月27日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
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イギリスでは、段階を経たBIM導入を推進するために、BIMの成熟度を測る「BIMレベル」制度が導入されています。今回は、プロジェクト関係者が各専門分野のBIMモデルを互いに共有・参照する「BIMレベル2」をランドスケープデザインで取り入れた事例をご紹介します。

Ares Landscape Architects社が公共事業の仕事を継続するには、彼らは3D BIMのワークフローを使った設計プログラムを探す必要がありました。Vectorworks Landmarkは、その解決策を提供しました。

2016年、イギリス政府は、すべての公共事業においてBIM レベル2の採用を義務付けました。これにより、プロジェクトのすべての関係者間のコラボレーションと継続性が強化されます。業界が進化するにつれて、あらゆるランドスケープアーキテクトがBIMを採用してきています。

Ares Landscape Architects社は、公共の部門、特に教育分野のクライアント向けに業務を行なっているので、(ノッティンガム大学のプロジェクトである)ノッティンガム・シティハブは、新しいワークフローを実行する絶好の機会でした。

ノッティンガム・シティハブのレンダリング。画像提供:Ares Landscape Architects社

公共交通機関の近くに位置する再開発されたこの拠点は、ノッティンガム大学の学生と地域コミュニティの双方のためのスペースとして機能します。しかし、このプロジェクトでは、構造、敷地の状態、およびこの地域の他の再生プロジェクトとのコラボレーションに関して多くの課題がありました。

Ares Landscape Architects社は、Landmarkの助けを借りて、2Dから3Dへの機能、取り出し/取り込み機能、およびIFCデータを活用することで、これらの課題を解決しました。

Ares Landscape Architects社は、2Dから3Dへの機能、取り出し/取り込み機能、およびIFCデータの活用といったLandmarkの機能によって、これらの課題を解決しました。

Ares社のシニアランドスケープアーキテクト兼BIMコーディネータであるSam Bailey氏は、Landmarkを使うことで、「2つのプロセスが統合されるため、プロジェクトの製図とレポート作成にかかる時間を短縮でき、関係者に役立つ情報を提供できます」と述べました。

LandmarkでBIMを使った成功例はこちらからご覧ください(英文です)

 

元記事:Planet Vectorworks