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【海外事例】ランドスケープアーキテクチャは進化している

この記事は【2019年7月8日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
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Vectorworks社のランドスケーププロダクトマーケティングマネージャであるEric Gilbey氏が、BIMワークフローがランドスケープアーキテクトにもたらす恩恵について語りました。

標準的なBIMワークフローに移行しつつあるランドスケープ業界では、手描きからCADへ変わったときと同じような変化が訪れています。

ランドスケーププロダクトマーケティングマネージャのEric Gilbey氏は、2019 Digital Landscape Architecture Conference (DLA)にて、BIMワークフローがランドスケープアーキテクトにもたらす恩恵について話をしました。彼の要点は、業界の進化をテーマとして取り上げることです。

「多くのランドスケープアーキテクトが必然的に手描きからCADに移行しました。私たちは最も簡単に協働できるツールが必要でした」と語ります。「BIMを取り入れるのと同様のプロセスです。」

BIMによって、ランドスケープアーキテクトは建築家やエンジニア、さらに外部の協力者と、構造的な理由や行政上の要求によってBIMを必要とするプロジェクトにおいて、より密接に作業することができます。「建築家やエンジニアはBIMワークフローに期待してきました」とGilbey氏は語ります。「より良い景観デザインの決定を下すというメリットだけでも、より良いワークフローになります。」

新しいワークフローの採用は、たやすいことではありません。

「すべてのランドスケープ関係のソフトウェアがBIMを実行する機能を持ち合わせているわけではなく、すべてのBIMソフトウェアがランドスケープアーキテクト向けの機能を有しているわけでもありません」とGilbey氏は語ります。ランドスケープアーキテクトはしばしば複数の異なるソフトを使い、モデルにデータを追加します。そうすると学習曲線が発生し、BIMワークフローの採用が成功するまでに時間がかかり、プロジェクトの効率性を犠牲にします。その上、完成プロジェクトを含む古いソフトウェアで何をするというのでしょうか?

Gilbey氏によれば、Vectorworks Landmarkが解決法です。

LandmarkのBIM

ランドスケープアーキテクチャ向けのソフトは数多くありますが、BIMワークフローに完全に統合されているわけではありません。Vectorworks Landmarkは違います。

データはデザインにとって非常に重要です。傾斜の解析や散水の使用量、ソーラーアニメーションなど、データの可視化によるデザイン決定を促すことができることがLandmarkであるが所以です。

データは1箇所に集約され、アクセスしやすいインターフェイスを持っています。スプレッドシートを探し求めてデザインプロセスがスローダウンすることはありません。

Triangle Parkの3Dモデル。Masterplan design by Peter Walker & Partners (PWP) Landscape Architecture.

学習教材

サポートページYouTubeにある無料リソースをチェックしてみてください。ランドスケープアーキテクチャ向けのBIM採用のためのビデオやチュートリアルがあります。

プロジェクトの整備

取り込み、参照、取り出しのいずれにしても、Landmarkはランドスケープアーキテクトがdwgファイルで作業するニーズをサポートします。つまりAutoCADプロジェクトが取り残されることはありません。dwgファイルを取り込み、地形モデル解析を実行する手順のビデオをご覧いただけます。これはデザインに不可欠なプロセスです。

Gilbey氏はランドスケープBIMの採用ガイドも作成しています。こちらで自由にご覧いただけます。

 

元記事:Planet Vectorworks