Vectorworks

2次元ユーザーに贈る、3次元モデルの作成-第3回

この記事は【2014年5月2日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

■おまけ

 

1.情景部品を作成、配置

参考パース

実際の模型作りの場合、建物のディテールの確認用とはいえ、ガレージに車や玄関ポーチに人などを配置すると、生活感とスケール感がぐっと増しますよね。
でも、実際に模型作りをはじめて建物以外の部分の細部を作り込んだりすると、本体建物以上に手間が掛かったり、市販のものを使おうとすると結構なお値段がしたりします。
ここでは、よくあるプラストモデルのような感じに仕上げます。

自動車
ガレージにおきたい自動車の模型です。横から見た自動車の画像を探してきましょう。著作権フリーのものでもネット上にはいろいろありますからね。

スポーツカー

ポ◯シェみたいなイラスト

スポーツカー

フェラー◯みたいなイラスト

大型トレーラー

!!!(ガレージには入らないですよね…)

もちろん、フリーハンドで書いたオリジナルの画像でも構いません。
使うツールは多角形ツール、もしくは曲線ツールです。
画像をトレース、またはフリーハンドで自動車の横からの断面を描きます。
レイヤを基礎に変更するか、作業用にレイヤを追加しましょう。レイヤを追加するときには、基礎レイヤと縮尺、高さ、壁の高さを合わせてくださいね。
レイヤを変更または追加したら、ビューメニュー>ビュー>を選択します。

多角形ツールまたは曲線ツールで、ポイントを抑えながらぐるっとトレースして、最初の頂点に戻ればOKです。縦横の比率さえ合っていれば、大きさは考えません。これからリサイズして大きさを合わせます。

スポーツカーのトレース