実践OpenBIM

8. CADWe’ll TfasIV との連携

この記事は【2012年2月1日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

8-4. まとめ

ご存知の方も多いかとは思いますが、ダイテック社の設備CAD製品の歴史は長く、ユー ザーも多く抱えています。

その製品がopenBIM対応となったことは、本格的なBIM時代の到来を物語っていると言えるのではないでしょうか。

CADWe’ll TfasIV、Vectorworks Architect 双方のIFCは相性も良く、モデルの欠落等は皆無でした。

また、設備のように3D上で複雑に納まる物体は、3D的な視点で確認しながらモデリングすることで、ミスが減り効率的になります。

CADWe’ll TfasIV は、設備設計に特化しているため、Vectorworksのような意匠系アプリケーションでは到達できない操作・モデリング環境を有しています。

建築では分業が進み、それぞれが手になじんだツール(BIMアプリケーション/CAD)を持っています。

BIMはツールではなく、概念です。手になじんだツールを持ち替えることなく、IFCのような標準化されたファイルを用いて、スマートでオープンなファイル交換を目指すことが重要です。

 

モデリング協力
株式会社ダイテック
株式会社ダイテック

使用アプリケーション
CADWe’ll TfasIV
CADWe'll TfasIV

CADWe’ll TfasIVの詳細は、株式会社ダイテックまでお問い合わせ下さい。