前回の2Dで照射範囲を表現する方法に続き、3Dで光源を使った照明効果を表現する方法をご紹介します。
1.配置した照明器具シンボルを選択し、オブジェクト情報パレットの編集をクリックします。
2.Lighting Deviceダイアログで器具情報をクリックし、Focusを任意のポイントに設定しOKをクリックします。
3.設定した照明器具の上で右クリックし、光源の編集を選択します。
4.光源、霧の中の光の項目をOnに設定し、OKをクリックします。霧の中の光をOnにすることで、リソースマネージャパレットに背景テクスチャが自動作成されます。
5.作成された背景テクスチャを右クリックし、編集を選択します。
6.霧の濃度の項目からぼかすを選び、背景を黒に設定しOKをクリックします。
7.任意のアングルに切り替えて、RW:仕上げレンダリングを選択します。Draw Beamにチェックを入れた機材からは線図として照射範囲が描画され、光源を有効にして霧の中の光をOnにした機材は、スモークを使ったような光のラインが表現されます。
8.Lighting Deviceダイアログで器具情報をクリックし、Colorに任意の色を設定することで光に色をつけた表現ができます。
この機能を利用できる製品
Vectorworks Spotlightステージプランニングやライティング計画に対応した先進的な舞台照明計画支援機能、さらには各種メーカー製のトラスや照明機材、音響機器等の豊富なデータライブラリを搭載したエンタテインメント業界向け製品 |