Spotlight解説講座

第5回「器具配置とフォーカス指定による照射図作成-2D編」

SpotlightDesigner

この記事は【2019年9月3日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

器具配置ツールとフォーカス設定ツールを使い、2Dで照射範囲を表現する方法をご紹介します。

1. 器具配置ツールをクリックし、ツールバーの「照明器具シンボル」から任意の照明器具を選択します。


2. 吊り元設定がされているバトンオブジェクトやトラスオブジェクト上に配置します。

3. フォーカス指定ツールを選択し、フォーカスを当てたい任意の箇所でクリックします。

4. フォーカスの指定ダイアログで、「名前:」「高さ:」を入力します。

5. 配置した照明器具を選択し、オブジェクト情報パレットの編集をクリックします。

6. 器具情報タブの「Focus」をクリックし、任意のフォーカスポイントを選択します。

7. 光源情報タブの「Draw Beam」にチェックを入れてダイアログを閉じると、照射エリアが表示されます。

8. 続いてフォーカス設定した照明器具が自動的にフォーカスポイントの方向に回転するように設定します。ファイル書類設定Spotlight設定をクリックします。

9.「2D表示で照明器具を自動的にフォーカスポイントの方向に回転させる」にチェックを入れて閉じます。

10. 再描画が終わると自動的にフォーカスポイントに向けて器具が回転されます。

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