Vectorworks Spotlight 2025では、Lighting Deviceにいくつかの改良が加えられ、より使いやすく進化しました!
ここでは、それらの機能を詳しくご紹介いたします。
目次
35-1. 自動番号付けダイアログおよび照明用番号付けダイアログの改良
自動番号付けダイアログと照明用番号付けダイアログが改良され、より操作しやすくなりました。
フィールドを利用可能フィールドと使用中フィールドの2つに分けることで、設定フィールドをより明確にします。
また、設定内容を保存できるようになりました。
設定はシステムに保存されるため、異なるファイルで同じ設定を行う場合などの効率がアップします。
35-2. 吊り元への接続位置の改善
トラスやバトンといった吊り元にLighting Deviceを配置した際、クランプの位置が吊り元へ正確に接続されるようになりました。
35-3. Lighting Deviceツールの新しいモード
Lighting Deviceを配置する際に使用できる新しいモードが追加されました。
回転配置モード
Lighting Deviceを配置したい位置でクリック後に、マウス操作で角度を回転できます。
バージョン2025では、垂直トラスなどに3DビューでLighting Deviceを配置する場合にも、正確な位置に接続しながら回転配置が可能です。
シングル配置モード
クリックした位置に照明器具を1つ配置します。
複数配置モード
ツールバーの挿入するLighting Deviceの数にて配置したい数を入力し、クリック-クリックで範囲を指定することで、一度に希望する数のLighting Deviceを等間隔で配置することができます。
35-4. PanやTiltを使用したフォーカスの調整
バージョン2025では、PanやTiltの設定を行う際に、角度の数値指定だけではなく、スライダーを動かすことで画面上の光の方向を確認しながら細かな調整が可能です。
35-5. シャッターのコントロール
PanやTiltと同様に、シャッターの設定もスライダーに対応してより扱いやすくなりました。
バージョン2025で、より扱いやすく効率的に操作できるようになったLighting Deviceを、ぜひご利用ください!
この機能を利用できる製品
Vectorworks Spotlightステージプランニングやライティング計画に対応した先進的な舞台照明計画支援機能、さらには各種メーカー製のトラスや照明機材、音響機器等の豊富なデータライブラリを搭載したエンタテインメント業界向け製品 |
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Vectorworks Design Suite専門分野別(建築設計/ディスプレイデザイン、ランドスケープデザイン、ステージデザイン&スポットライトプランニング)の設計支援機能、拡張機能、さらには豊富なデータライブラリを搭載した最上位の製品 |