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Vectorworks 2022のサービスパック3がリリースされました

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この記事は【2022年5月9日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

本日、Vectorworks 2022のサービスパック3がリリースされました!

今年2回目のサービスパックアップデートは、Vectorworks 2022とVectorworks Cloud Servicesにエキサイティングな機能を導入しています。
Cloud Servicesは全世界同時リリースのため、すでにご利用いただけますが、改めてご紹介します。

Vectorworks 2022 日本語版のすべての製品でダウンロード可能なこのアップデートは、WEB表示とNomadアプリの再構築Vectorworks Cloudとの新しいストレージ統合Twinmotionに直接リンクするDatasmithファイル互換の更新Vectorworks SpotlightからのMVR取り出し「.gITF」のサポートに重点を置いています。

インストールするには、Vectorworksメニュー(Mac)またはヘルプメニュー(Windows)からアップデートを確認を選択します。
Nomadアプリのアップデートは、Apple App StoreまたはGoogle Playストアから行うことができます。

アップデートの詳細については、こちらをお読みください。

大幅な再設計により、クラウドとモバイルプラットフォームでより良い体験を実現

Vectorworks Nomadとサービスパック3のWebビュー機能は、Unityプラットフォームを採用し、画期的な新機能を搭載しています。これにより、Nomadの3Dモデルビューアを使用しても、Webリンクを取り出しても、一貫したインターフェイスとすべて同じ機能にアクセスできるようになりました。

「今回のアップデートにより、Nomadによる強力な3DおよびARビューア、VectorworksのWebビューによる3Dモデルの表示とナビゲーションの強化を実現する重要な改良を実施することができたのです。これらのアップデートをお客様にお届けし、より良いプレゼンテーションとインタラクティブな体験のために、大規模で複雑なデザインモデルに対して驚くべきパフォーマンスの向上を提供できることに興奮しています。」

ー開発者のコメント

 

クラウドサービスの追加アップデートは以下の通りです。

    • Vectorworks Cloud Servicesの主な強化点は、OneDriveとの新しいストレージ統合Google Driveとの統合の改善NomadモバイルアプリからiOSファイルアプリへの直接接続などです。お好みのクラウドストレージソリューションからファイルに直接アクセスして処理できるようになり、既存のファイル構造での作業が容易になりました。
    • 地域別クラウドストレージにより、クラウドの同期速度、ファイルのアップロード速度、ダウンロード速度が改善されます。また、EU圏のお客様は、一般データ保護規制(GDPR)に準拠させることができます。
    • Vectorworks Cloud Serviceでファイルレンダリングを処理する際に、Redshiftレンダリングスタイルが使用できるようになりました。
    • iOSデバイスに搭載されている最新のLiDAR技術を利用して、モバイルデバイスから点群をスキャンして作成できるようになりました。

Twinmotionとのダイレクトリンクを簡略化し、モデル変更の同期にかかる時間を短縮

今回のサービスパックがリリースされるまでは、Vectorworksのモデル変更とTwinmotionのレンダリングの同期がリアルタイムに行われませんでした。
今回のアップデートにより、VectorworksのDatasmith ダイレクトリンクツールの同期オプションで、モデルの変更をリアルタイムでTwinmotionに即座に送信できるようになりました。

さらに、Datasmith取り出しは、Unreal エディタでのデータと光源情報をサポートするようになり、よりデータリッチで詳細なモデルを作成できるようになりました。

GLTFのサポートでエンターテインメント業界におけるワークフローの最先端をいく

最新の.gltf/.glbファイル形式をサポートすることで、MVR ワークフローを近代化し、DIN Spec 15800:2022 規格に適合させることが可能です。

また、このアップデートにより、MVRファイルフォーマットの採用が広がり、コラボレーションやプロジェクト情報の交換を容易にする機会を得ます。

サービスパック3には、エンターテインメントワークフローに関して、Vectorworks Spotlightの追加品質修正などのアップデートも含まれています。
修正の詳細については、技術情報をご覧ください。

Vectorworks 2022 新機能動画を今すぐチェック

このサービスパック3も含め、Vectorworks 2022の新機能に関する動画をご用意しています。
気になる方は、今すぐこちらをチェックしてください。

 

この機能を利用できる製品

Fundamentals

Vectorworks Fundamentals

2D/3D汎用作図機能に、プレゼンボード作成機能や図面と連動できる表計算機能など、数多くの基本作図機能に加え、高品質レンダリング&3Dビジュアライズ機能を搭載したVectorworksシリーズの基本製品
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Architect

Vectorworks Architect

建築設計や内装、ディスプレイデザインに対応した先進的なBIM・インテリア設計支援機能、拡張機能、さらには豊富な建築向けのデータライブラリを搭載した建築/内装業界向け製品
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Landmark

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地形モデルや多彩な植栽、灌水設備計画等に対応するランドスケープデザイン機能、さらには豊富な造園向けのデータライブラリを搭載した都市計画/造園業界向け製品
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Spotlight

Vectorworks Spotlight

ステージプランニングやライティング計画に対応した先進的な舞台照明計画支援機能、さらには各種メーカー製のトラスや照明機材、音響機器等の豊富なデータライブラリを搭載したエンタテインメント業界向け製品
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Vectorworks Design Suite

専門分野別(建築設計/ディスプレイデザイン、ランドスケープデザイン、ステージデザイン&スポットライトプランニング)の設計支援機能、拡張機能、さらには豊富なデータライブラリを搭載した最上位の製品
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