先週金曜日に木造BIMツールの無償提供を始めましたが、ダウンロードしていただけましたでしょうか?
今後も機能強化を図っていきますが、あわせてどんな感じで開発しているか、時間のあるときにアップしていきたいと思います。
記事をアップするのにあまり時間は割けないので、文体も少しラフになると思いますが、その辺りはご勘弁を。
仕様についてのご意見も大歓迎ですので、コメント欄に書き込んでください。
さてさて、まずは地震力における壁量計算でベースとなる四分割法についてです。
今考えているフローは…
1. 各階のBIMモデル内のスペース図形を取得
2. フロアごとの全体の形状を把握
3. X, Y方向の端部から1/4の領域を算出
4. それぞれの領域の耐力壁を抽出
と、ざっくりとこんな感じで進めようと思っています。
もちろん、2階張り出し部などの考慮も必要ですが、基本的には上のフローで足りるはずです。1階と2階の全体形状で幾何計算をすることで対応していきます。
1と2は割と簡単なので、重要なのは3の部分です。
複雑な形状にも対応しないといけないので、その辺りを頭に入れながら基本ロジックを作成しました。
↓こんな感じになります。
↓端部が複数箇所に別れる場合も抽出されます。
あとは、このロジックの前後に、全体形状の把握と、分割された領域の耐力壁抽出を入れていきます。
さらに、例外処理も考えながら組み立てていきます。
では、また後日…