木造BIM開発記

三斜図形のオブジェクト化

この記事は【2015年12月25日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

Happy Holidays!!
昨日 1.3.0 をリリースし三斜求積機能を搭載しましたが、今後に向けて三斜図形をオブジェクト化しようとしています。

1.3.0 の三斜求積は、三角形分割したものに寸法図形と文字図形で求積結果を描画していますが、今後の使い勝手を考えるとそれぞれの三角形を「三斜図形」というオブジェクトにしてしまったほうが良いと思い、開発を始めました。

ほとんど完成に近づきましたが、作成方法はツールで底辺と高さを指定するだけです。

描き順

三斜図形オブジェクト

 

主な特徴は、

  • 底辺と高さの単位を「m」と「mm」から選択可能
  • 単位表示も選択可能
  • 番号を変更可能(位置も)

オブジェクト化することのメリットは、

  • ツール単体を使って、ユーザが切りたいように三斜を切れる。
  • ワークシートのデータベース機能を使うことで、再計算でワークシートを更新できる。
  • 微調整が簡単になる。

などがあります。

今後、敷地の三斜求積コマンドとの統合をしていきますので、リリースまでにはもう少しかかりそうです。提供は2016対応版になります。

では、また後日。