12-2. SAVE-建築でのIFC取込みと、PAL計算
保存したIFCファイルをSAVE-建築で開きます。 [インポート]-[IFC]からIFCファイルをインポートします。
PAL計算の解析モデルとして取り込まれました。
各階のスペースの名称:間取りが正しく連携されています。
IFCファイルのインポートでは、スペースの形状を認識して部屋を生成し、部屋を取り囲む壁、床、屋根を自動生成して、建物全体を形成します。
PAL 計算に必要のない、柱、梁などのオブジェクトは取り込みません。
ペリメーターゾーンは自動的に分割されます。
ここから、PAL計算に必要な属性情報を追加していきます。
ストーリ名、ストーリの高さを引き継ぎ、階高はSAVE-建築側で自動的に算出されます。
最上階(ストーリ-8)の階高は、上階のフロアレベルがなく、算出できないので、デフォルト値の3500が入ります。
最上階の階高は塔屋の外壁高さにあたりますので、変更しておきます。
空調をする部屋に空調属性を設定します。
薄緑色が空調室、水色が非空調室です。