前回に引き続き、Vectorworks 2023の新機能をご紹介します。
今回は2022バージョンと比べて、変更になった機能です。
ホームスクリーン
Vectorworks 2023を起動すると、まずホームスクリーンが表示されます。
ここからは以下の項目へアクセスできます。
ホーム
新規ファイルやテンプレートファイル、最近使ったファイルを、これまでよりも少ないクリック数で開くことができます。
また、新機能やイベントなどVectoreworksに関するあらゆる最新の情報を入手できる「新着情報」や、サンプルファイルに直接アクセスできます。
学習
VectorworksUniversityにアクセスできます。認定コースや今後のイベント、操作のヒント、ヘルプページをダイレクトに開けます。
クラウドサービス
Vectorworksファイルや、レンダリングの保存、処理、共有、モバイル用機能の利用、プレゼンテーションの作成が可能です。
メッセージセンター
Vectorworksのニュースやお知らせをこれまで以上に簡単に把握することができます。
また、カスタマーポータル/テクニカルサポートにアクセスすることも可能です。
この新しいホームスクリーンは、スキルアップのための情報源となり、初めてVectorworksを使う方をサポートするだけでなく、ベテランの設計者も、新しいツールやテクニックを学ぶリソースにダイレクトにアクセスできる便利な機能です。
カラーパレットの改善
これまでのバージョンでは、MacではカラーセレクタのCMYKの色の表現やカラーピッカーの利用ができましたが、Windowsではそれらができませんでした。
更新されたカラーセレクタでは、このような利用できる機能の格差をなくし、MacとWindowsで同じようにカラーパレットをお使いいただけるようになりました。
Macの方も設定する場所が少し変更されていますのでご注意ください。
リソースライブラリの再編成
リソースマネージャパレットは、コンテンツライブラリが新たに再編集されました。
シンボル、スタイル付きオブジェクト、その他の必要なリソースを簡単に見つけることが出来るよう、ライブラリフォルダは統合され、より直感的で業界向けの名称に再編されています。
もちろん検索項目は引き続きご利用いただけますが、フォルダからリソースを探すことがこれまで以上に容易になります。
Vectorworks 2023について、詳しくはこちらからご確認ください。
Vectorworks Liveの様子はこちらからご覧いただけます。