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Vectorworksについて覚えておきたい5つのこと

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この記事は【2022年7月19日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

Vectorworksについて、簡単なヒントをお探しですか?

この記事では、Vectorworksを使い始めたばかりの方からベテランの方まで、Vectorworksについて覚えておくべきことトップ5をご紹介します。

Vectorworksについて覚えておくべきことトップ5

1. オブジェクト情報パレット

Vectorworksで最も重要なパレットです。選択した図形の形状や位置情報、オリジナルデータ(レコード)、レンダリング設定など、すべての関連情報が表示されます。
もちろん、パラメーターや数値を変更することもできます。

2. スマートオプションディスプレイ

スマートオプションディスプレイは、よく使うツール、ツールセット、標準ビュー、スナップオプション、ツールモードに素早くアクセスするためのものです。
初期設定で、マウスを10秒停止するか、スペースキーを押すとマウスカーソルの周りに表示されます。

最大の特徴は、カスタマイズできることです。
スマートオプションディスプレイの上端にある設定(歯車マーク)をクリックしてみてください。
表示させる内容だけでなく、呼び出し設定もカスタマイズすることができます。

特にツールモードについては、アクセスできるタイミングを変更することで、より自分のワークフローに合った利用ができるようになります。

3. レイヤとクラスの表示オプション

デザインレイヤクラスは、それぞれの「表示」「スナップ」「編集」を設定することができます。

クラスについては、ほとんどの場合「表示+スナップ+編集」に設定し、いつでも任意のオブジェクトを選択して編集できるようにしておくことをお勧めします。

クラスオプションとは異なり、レイヤの表示オプションは、ニーズに応じて頻繁に変更することになります。
例えば、1つのデザインレイヤのみに表示を限定したい場合は、「非表示」を使用します。
また、あるレイヤのオブジェクトをうすーく見ながら、別のレイヤで作業を行いたい場合もあります。この時は、「グレイ表示」を選択します。

もし、描いたオブジェクトを見つけるのに苦労しているなら、すべてのクラスを「表示」に設定してください。これで、隠れているかもしれないオブジェクトを明らかにできます。

また、オブジェクトをすぐに選択できない場合は、そのオブジェクトを右クリックしてコンテキストメニュー(このブログの5つ目で詳しく説明します)を開き、「強制選択」を選択してください。これで、正しく選択できるようになります。

4. クイック検索

Vectorworks画面右上の検索アイコン、または F キーを押すと、クイック検索が表示されます。この機能を使えば、Vectorworks内のあらゆるコマンドやツールを簡単に検索することができます。

クイック検索は、その名の通り、ソフトウェアのインターフェイスを検索することなく、ツールやコマンドを素早く見つけることができます。目的のツールやコマンドは、クイック検索のポップアップメニューから直接呼び出すことができます。

5. オブジェクト上で右クリック(Ctrl+クリック)

先ほども少し触れましたが、右クリック、あるいは Ctrl キーを押しながらクリックすると、コンテキストメニューが表示されます。
選択したツールやオブジェクトによって、類似図形を作成したり、そのオブジェクトに関連するコマンドを実行することができます。

 

コンテキストメニューは、作業画面の編集で変更することもでき、よりカスタマイズしやすくなっています。

ボーナスヒント「ポイントヘルプ」

最初の5つのヒントが役に立ったのであれば、ここでボーナスヒントをご覧ください。

Vectorworksソフトウェアで最も過小評価されている機能のひとつが、ポイントヘルプコマンドです。
ヘルプメニューの中にあるこのオプションは、ツールやコマンドをクリックすると、ヘルプページにつながり、その機能を確認することができます。

Vectorworksのアップデート

SP3のアップデートは、Vectorworksをさらに使いこなすだけでなく、Vectorworksをより楽しむためのヒントにもなります。

このアップデートでは、Vision、スペースオブジェクト領域の改善、その他のマイナーバグの修正が行われています。まだアップデートされていない方は、Vectorworks(Windowsはヘルプ>アップデートを確認を選択してください。

元記事:Planet Vectorworks

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