Vectorworks開発元である米国Nemetschek Vectorworks社が、ジョージア州アトランタに新しいオフィスを開設しました。
アトランタは今年のAIAカンファレンスが開催された場所で、BIMで有名なジョージア工科大学がある都市です。
コカコーラ社やデルタ航空が本社を置く、米国でも有数の都市になっています。
ちなみにアトランタ空港は世界で最も利用客の多い空港です。
4年前にはジョージア工科大学協力のもと、プレキャスト業界の次世代統合モデルを発表しました。
以下、kプレスリリースです。
Nemetschek Vectorworks社がアトランタにオフィスを開設
新しいオフィスはジョージア工科大学と米国有数の交通システムにほど近い場所に位置し、アーバンライフスタイルを訴求し若手ソフトウェアエンジニアを獲得します。
アトランタ, ジョージア州(2015年9月8日)若手ソフトウェアエンジニアを獲得する目的と人口550万人以上に上る大都市、グローバルデザインソフトウェア開発元Nemetschek Vectorworks社は、本日アトランタオフィスを正式に開設しました。このオフィスの目的は、さらにVectorworks製品ラインを開発し、建築・建設、ランドスケープ、エンターテインメントのデザイン業界に提供しうるソフトウェアエンジニアを採用することです。
新しいオフィスはアトランタミッドタウンの中心に位置するリージョンプラザの19階で、面積は3,700平方フィート(注:約344平方メートル)を誇り、最大25名まで働くことができます。さらにジョージア工科大学、4つのMARTA駅、ハーツフィールド・アトランタ国際空港に近接しています。
「アトランタオフィスの開設決定にはいくつかの要因がありましたが、最大の理由はロケーションでした」とNemetschek Vectorworks社CTOのビプラブ・サーカー博士は語っています。「私たちはメリーランド州の本社と同じタイムゾーンに移動しやすい場所を求めていました。ジョージア工科大学の印象的な人材供給も非常に魅力的な要因でした」と続けます。
ジョージア工科大学はエンジニアリング分野で最高の人材を輩出しています。さらにジョージア工科大学エンジニアリング学部は、高い学術品質と比較的低い学費により米国高等教育で最も価値のあるものの一つとして、フィスケ大学案内やプリンストンレビュー、キプリンガービジネス誌から評価されています。
加えて、Nemetschek Vectorworks社アトランタオフィスを開設する要因として以下のものがあります。
- 生活コストが米国平均よりも0.90ドル低いことによる若手プロフェッショナルや家族の住みやすさ
- 米国平均を超える2.4%の求人成長率
- コカコーラやホームデポ、UPSなどのような大企業やスタートアップ企業が、地域経済に有益となる本社をアトランタに所有
ソフトウェアエンジニアのジャック・グルエンドラーはアトランタオフィスでの最初のスタッフの一人です。「Vectorworksソフトウェアを開発することは、ジョージア工科大学の土木工学とコンピュータサイエンスの学位を持つ私にとって完璧な専門職の組み合わせです」とグルエンドラーは語っています。「ミッドタウンという場所も私を惹きつけました。以前はエンジニアリングやソフトウェア開発の職場が多くある郊外に通勤をしていたからです。今では通勤時間は大幅に短くなり、アトランタベルトライン上をエコで健康的な自転車通勤をしています」と続けます。
アトランタオフィスの開設は、Nemetschek Vectorworks社の成長の新たな1ページです。Nemetschek Vectorworks社の人材募集については、Webサイトをご覧いただくか、Twitterアカウントをフォローしてください。
Nemetschek Vectorworks社について
Nemetschek Vectorworks社は、デザイナーがアイデアを精確かつ効率的に形にし、発展させ、そして表現するための業界固有のCAD/BIMソリューションであるVectorworksソフトウェアの開発元です。世界中の50万以上のユーザとともに、Vectorworksソフトウェアは建築・建設、ランドスケープ、エンターテインメントにおける3Dデザインのグローバルリーダーになっています。Nemetschek Vectorworks社は1985年に設立され、2000年よりNemetschekグループの傘下になっています。より詳しい情報は www.vectorworks.net へ。