Vectorworks

2次元ユーザーに贈る、3次元モデルの作成-第1回

この記事は【2014年4月30日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

■3Nモデルパース

冒頭に書いたように、この記事では、雑誌に出てくる様なリアリスティックでゴージャスなCGパースを目指しません。
「No Color=彩色無し」「No Interior=内観無し」「No Waste=手間無し」で作成した「3Nモデルパース」を作成してみましょう。

目標は「スチレンボードを使ったスタディ用の外観のみの白模型」です。
もちろん、本物の模型には敵いませんが、模型作製の前に簡単にディテールを確認しておいてから本番の模型作成に取りかかる、ということもできますよ。
設計の検討段階で「あれこれと考えをまとめるお手伝いをする3次元モデル」とお考えください。
FundamentalsユーザーさんとFundamentals with Renderworksでは使用できるレンダリングは違いますが、どちらもモデル作成の手順は一緒です。
コーヒーブレイクの間に、ちょこっとお試しできるボリュームでモデルを作成します。
第1回の今回は、作成手順6.お片づけ」まで、
第2回は作成手順7.窓(開口部のみ)シンボルの作成と配置」と「8. ドアシンボルの作成と配置」まで、
第3回はパースで見る以降おまけの最後まで、
全3回の掲載予定です。

■作成手順

1. 用紙の準備
2. 建物レイアウトと基礎を同時に作成
3. 1階を作成
4. 2階を作成
5. 屋根を作成
6. お片づけ
7. 窓(開口部のみ)シンボルの作成と配置
8. ドアシンボルの作成と配置

■パースで見る

1. 統合ビューで見る
2. ビューポートで見る

■おまけ

1. 情景部品を作成、配置

では、早速はじまり、はじまり〜。