Vectorworks

2次元ユーザーに贈る、3次元モデルの作成-第1回

この記事は【2014年4月30日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

—本気でやらない、3次元モデルへの第一歩—

Vectorworksをお使いいただき、ありがとうございます。
ところで…みなさんは「Vectorworksの3次元機能」お使いですか?

ユーザー様の声として「Fundamentalsだから使ってない」「Renderworksは入っているけど使ってない」というお話は意外と多いのです。
でも、お使いのVectorworksのどのパッケージにも、基本的な3次元モデル作成機能が搭載されています。

せっかくついている3次元機能、使っていない理由はいろいろあると思います。
「2次元で充分….」「なんか難しそう….」「CGは他所に頼むから…」「時間がないし…」
判ります、そのお気持ち。でも、せっかく付いている3次元機能や購入したRenderworksを使わないのはもったいなくないですか?
日々のお仕事にお忙しい上、3次元モデル作成の解説書は難しくて…とおっしゃるユーザー様向けにこの連載を書こうと思います。
「難しい」とお感じの方はたいてい「仕事に使うから」と雑誌やカタログなどに掲載されている3次元モデルのCGを目標に、最初から本気モード全開で取り組もうとしてしまいがちです。
雑誌に掲載されるCGを目指すことはとっても大事なことです。でも、それらは皆、クライアントさんに魅せるためのCGです。
ここでは少し視点を変えて「設計者がプランニングの初期段階で使う」3次元モデルの作成をしてみましょう。

毎回、前回までの手順を終えたテンプレートも用意しますので、途中で失敗しても「やーめたっ!」と投げださないでくださいね。飲み物でも片手に、気楽に挑戦してみてください。
大丈夫!追いつけますよ。