8-2. CADWe’ll TfasIV での読み込み
8-2-1. 意匠データのIFCを CADWe’ll TfasIV で読み込む
IFC読込み時に「IFCインポート」ダイアログが表示され、展開対象の階や必要な要素種別を限定して読込むことが可能です。
縮尺自動調整をチェックすれば、縮尺の設定や用紙枠の位置が自動的に調整されます。
要素数調査を行うと、IFC ファイル内の図形要素数と展開時に生成される面の概数を把握することができます。
意匠データが読込まれました。
CADWe’ll TfasIV では、IFCデータを1フロアごとにシートを作成して読込みます。
作成されたシートにVectorworksのレイヤ高さ情報が設定されていることを、シート設定やシート基準高さ設定ダイアログで確認できます。
Vectorworksで作成した建築IFC 3Dモデルが取込まれたことが確認できます。
8-2-2. 設備の作図
取込まれた意匠データを元に、設備図面を作図していきます。
まず、作図対象フロアに設備用シートを作成し、基準高さ設定でフロアと対応付けます。「1F空調」シートを作成し、「ストーリー1」に対応付けました。
作図編集がし易いよう、シート操作によりIFCファイルで取込んだ建物全体のモデルのうち、作図対象のフロア以外を非表示にします。