Vectorworks各バージョンごとに提供し、ご好評いただいている無償提供プラグインのVectorworks 2024対応版がリリースされました!
1. 無償提供プラグイン
Vectorworksをより使いやすく、便利にするツールとして、さまざまなプラグインを無償で提供しています。
日本仕様に特化した「木造BIMツール 2024」「木造建具ツール 2024」「スイッチ・コンセントツール 2024」や、作図の作業効率を向上する「連続編集ツール 2024」、「構成要素注釈ツール 2024」などのプラグインをご用意しています。
さらに、Vectorworks 2023でプレビュー版として提供していた「配管パスツール 2024」、「平均地盤面計算ツール 2024」を正式版に加え、全15種類のプラグインをご用意いたしました。
2. インストーラの統合
Vectorworks 2024対応版は、これまで製品ごとに分かれていたインストーラを統合することで、必要なプラグインをまとめてインストールすることが可能になりました。
A&A無償提供プラグインの詳細やダウンロードはこちらをご覧ください。
Vectorworks 2024対応の各プラグインからダウンロードするインストーラはすべて同じものです。 [インストール操作手順] Vectorworksを起動し、ツール>プラグイン>プラグインマネージャを実行すると、プラグインマネージャダイアログ(左画像)が開きます。 サードパーティプラグインタブから「インストール」ボタンをクリックし、ファイル選択ダイアログで、フォルダ内の「プラグインインストーラー2024.vwlibrary」を選択して「開く」ボタンをクリックし「続ける」ボタンをクリックすると、プラグイン選択リスト(右画像)が表示されます。 必要なプラグインはこのダイアログからまとめてインストールできます。 ※詳しくはこちらをご覧ください。ダウンロードしたA&Aプラグインのフォルダ内にあるインストールマニュアルにも記載があります。
3. 新機能
バージョン 2024では、お客様の声を反映して機能がパワーアップしました。
今回新しく搭載された機能をご紹介します。
木造BIMツール
-
- 鋼製筋交いの追加
木造軸組の耐震補強、接合補強に使用される鋼製筋交いをオブジェクトとして追加しました。壁倍率のパラメータの設定が可能で偏心率計算にも対応しています。
- 鋼製筋交いの追加
-
- 梁・桁ツールから横架材ツールへ
梁・桁ツールは、梁・桁に限らず横架材として幅広く使っていただくために横架材ツールに改名しました。「大引き」や「根太」などオブジェクトで表現する部材の種類を設定することが可能となりワークシート等での部材の集計に役立ちます。
- 梁・桁ツールから横架材ツールへ
-
- 木造BIMオブジェクトの表現向上
柱・間柱ツール、横架材ツールに化粧材の表現を追加しました。
垂木の端部角度を自由に設定できるようにパラメータを調整し、垂木に回転角度のパラメータを追加しました。
- 木造BIMオブジェクトの表現向上
スイッチ・コンセントツール
-
- 各種部品のサブパーツ対応
すべての部材が、ワークシートに集計できるサブパーツに対応しました。図面上のスイッチやコンセントに変更があった場合にも、すぐに集計表に反映することができます。
- 各種部品のサブパーツ対応
Vectorworks 2024でさらに強化された無償プラグインを活用して、自分好みの作業環境を構築してみてください!