Vectorworks 2024が、本日2024年1月17日、販売開始となりました。 この最新バージョンがあなたの創造性をどのように解き放つのか、ぜひご覧ください。
「私たちの目標は、デザイナーの創造性を高めるツールとリソースを提供することです。Vectorworks 2024では、画期的な新機能、ユーザーエクスペリエンスの向上、品質とパフォーマンスへの強いこだわりによって、この使命を新たな高みへと引き上げました。これらの進化は、アイデアの閃きからプロジェクトの最終的な実現まで、ユーザーのデザイン体験を大幅に加速させるでしょう」
– Vectorworks最高技術責任者 Steve Johnson
すべてのデザイナーのために
Vectorworks 2024には、コアテクノロジーの大幅な進化が含まれており、時間を節約するように設計されています。
近代化されたユーザーインターフェイス
そのひとつがユーザーインターフェイスの刷新です。Vectorworksは全く新しい外観に生まれ変わりました!表示バーとツールバーが再編成され、よく使うツールに素早くアクセスできるようになりました。
弊社ホームページでも、この新しいユーザーインターフェイスについて詳しくご紹介しております。合わせてこちらも是非ご参照ください。
ビューポートスタイル
ビューポートの各種設定をスタイルとして保存する新しいオプションが追加されました。
ビューポート間の移行が容易になり、エラーを減らして効率が向上します。
シェイドレンダリングの影とカメラエフェクト
シェイドレンダリングの改善により、影の数の制限が撤廃され、カメラ設定が向上しました。
より高いレベルのリアリズムを実現し、自信を持ってデザインを評価できるようになります。
Excel参照
Excelファイルのデータを参照することで、接続性とデータの互換性が強化されます。
Renderworksを利用した断面ビューポートの高速化
断面ビューポートの再設計により、レンダリングされた断面やクリップキューブを使用して表示したモデルを、これまで以上に素早くナビゲートできるようになりました。
3Dドラッガーのビジュアル改善
3Dドラッガーの改善により、モデルを変形させる際のデザインの自由度が飛躍的に向上しました。
3Dドラッガーを使った編集や作成のさまざまなモードを理解するための、より良い合図に気づくでしょう。
DWG取り込み/取り出し機能の最適化
DWG取り込み/取り出し機能の最適化により、面倒なファイルのクリーンアップ作業が不要になりました。
建築家・インテリアデザイナー向け機能
Vectorworks Architectの新バージョンは、設計時間を短縮し、モデリングと図面化のプロセスにおけるエラーを削減する機能により、BIMワークフローを大幅にアップグレードします。
手摺ツールの強化と新しいキャビネットツール
階段、スラブ、スロープなどの他の建築オブジェクトにあわせて形状を作成できる、新しいパラメトリックな手摺オブジェクトを導入しました。
さらに、1つに統一されたパラメトリックなキャビネットツールにより、より幅広いキャビネット構成、よりインタラクティブな配置と生成、より簡単な編集、より高度なカスタマイズが可能になりました。
壁ツールの改良
壁ツールの改良により、直線と曲線の壁モードをシームレスに切り替え、挿入されたオブジェクトに複数の壁の取り合い設定を適用できるようになりました。
クリエイティブなフローを維持しながら、より少ない労力で柔軟性を提供します。
壁、スラブ、屋根のテクスチャ改良
壁、スラブ、屋根のテクスチャのさらなる改良により、これらの建築オブジェクトへのテクスチャの適用がより簡単になり、プロジェクトのより複雑な構造の詳細に集中できるようになりました。
構造材の改良
新しい構造材の改良により、スタイルまたはインスタンスベースのパラメータの2Dおよび3D属性、マテリアル、形状、サイズをより大幅に制御できるようになりました。
また、構造材の自動結合のコントロールにより、これらのオブジェクトを使用した図面作成を効率化できます。
造園・ランドスケープデザイナー向け機能
改良されたビジュアルとプレゼンテーション機能、新しいフェンスツールは、あなたの創造性を次のレベルへと導きます。
新しいフェンスツール
自動化されたフェンスツールは、2Dや3Dでのデザインにかかる時間を大幅に節約し、同時にミスを減らします。
Landmarkカラーパレット
新しいLandmarkカラーパレットは、効率的で自然にフォーカスした色選びを提供します。デザインの意図を伝えるために必要な特定の色に簡単にアクセスできます。
地形モデル解析と凡例
地形モデル解析の凡例は、設計上の決定を迅速かつ効果的に伝える機能を提供します。
クライアントが注釈を理解しやすいように凡例を含めることができるため、地形モデルのスナップショットのグラフィカルな出力をより適切に制御できます。さらに、高度にカスタマイズ可能なカラースケールにより、勾配範囲や標高値などの重要な情報を確実に含めることができます。
照明および音響、イベントデザイナー向け機能
Vectorworks 2024の最新の改良点は、照明とライブイベントのワークフローに日常的な品質とパフォーマンスの向上をもたらし、クライアントや共同作業者にデザインを正確に提供するための手数を減らします。
インベントリと設備リスト
新しいインベントリと設備リスト機能は、機材と在庫のトラッキングプロセスを合理化し、Vectorworksを離れることなく、プリプロダクションプロセスで機材を計画し、図書化する機能を提供します。
Vectorworks 2024の情報はこちらから
Vectorworks Service Selectのご契約者は、カスタマーポータルにアクセスして、今すぐアップグレードすることができます。
新機能を体験したい方は、ぜひVectorworksオープンキャンパスにご参加ください。日本各地で操作体験セミナーを開催しております。
また、無料でお試しいただけるVectorworks評価版をダウンロードして、Vectorworks Universityを見ながら自己学習を行っていただくことも可能です。
他にも、Vectorworks Design Blogでは各種お知らせや製品の解説講座、VectorworksユーザーフォーラムではVectorworksユーザー同士のコミュニティが構築されています。
Vectorworks 2024をぜひご活用ください。