Architect解説講座

第10回「図面枠と表題欄」

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この記事は【2014年4月2日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

10.3 表題欄の作成

表題欄は自由にカスタマイズすることができます。ここでは、非常にシンプルな表題欄をつくってみます。
シンボルに文字列を追加し、レコードフォーマットにフィールドを作成することで、もっと細かい表題欄をつくることも可能です。

 

10.3.1 レコードフォーマットの作成

1. リソースブラウザファイルリストで、現在開いているファイル名「SheetBorder」が表示されていることを確認します。

リソースブラウザ

2. リソースブラウザの何も表示されていないところをダブルクリックします。新規リソース作成ダイアログが表示されます。

新規リソース作成ダイアログ

3. レコードフォーマットを選択し、作成ボタンをクリックします。レコードフォーマット作成ダイアログが表示されます。

レコードフォーマット作成ダイアログ

4. 名前に「表題欄用レコード」と入力します。

レコード名の入力

5. 新規ボタンをクリックします。フィールド編集ダイアログが表示されます。

フィールド編集ダイアログ

6. 以下のようにパラメータを設定し、OK ボタンをクリックします。

  • フィールド名:P_プロジェクト名
  • タイプ:Text
  • 初期値:プロジェクト

フィールドの作成

7. 再度、新規ボタンをクリックし、以下のように設定し、2つ目のフィールドを追加します。

  • フィールド名:S_図面名
  • タイプ:Text
  • 初期値:図面

2つ目のフィールド作成

8. レコードフォーマット作成ダイアログの OK ボタンをクリックすると、リソースブラウザにレコードフォーマットが追加されます。

作成されたフィールド

作成されたレコードフォーマット

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