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Vectorworks 2019 新機能トップ10

この記事は【2019年1月15日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

明日1月16日、Vectorworks 2019が発売となります。
ここでは、新機能のうちトップ10をご紹介します。

コア・テクノロジー

クラスとレイヤのフィルタリング

キーワード検索によって、目的のクラスやレイヤを素早く見つけることができます。また、条件を指定することでクラスやレイヤの表示をフィルタリングすることも可能です。より早く、より効率的なワークフローを実現します。
すべての製品で利用可能です。

クリップキューブ対応のビューポート

クリップキューブを実行した状態で、シートレイヤビューポートを作成することができます。あらゆるレンダリング設定を使うことができ、目を見張るような断面図、立面図、プレゼンテーションが作成できます。
すべての製品で利用可能です。

イメージエフェクト

Vectorworks上で画像編集ができます。イメージエフェクト機能は、シートレイヤビューポートと取り込んだ画像に対して実行できます。
すべての製品で利用可能です。

 

建築向け機能

データタグ

データタグ機能は、オブジェクトやシンボルに対するタグ付やデータ表示を一貫した方法で行うことができます。タグ付けにおける時間を節約し、ワークフローをシンプルにします。タグはスタイルとして保存できます。
単一オブジェクトだけでなく、複数オブジェクトにもワンクリックでタグを割り当てることが可能です。
Architect、Landmark、Spotlight、Designerで利用可能です。

2Dコンポーネント

3Dワークフローに革新的な効率性をもたらします。3Dシンボルやプラグインオブジェクトにカスタマイズ可能な2D図形を割り当てられ、6方向の姿図、3方向の断面図を設定可能です。詳細度は3段階で設定できます。
すべての製品で利用可能です。

 

ランドスケープ向け機能

地形モデルの表面編集

より柔軟に、より直感的に地形モデルを編集できます。特に課題やコンペに重宝し、もちろん実プロジェクトのコンセプトデザインにも利用できます。
Architect、Landmark、Designerで利用可能です。

舗床の構成要素対応

舗床オブジェクトをスラブのように扱うことができるようになりました。スラブスタイルを使って舗床を構成するアスファルトや路盤を表現でき、水勾配ツールで舗床の勾配を設定できます。
Landmark、Designerで利用可能です。

 

エンターテインメント向け機能

GDTF (General Device Type format) とMVR (My Virtual Rig)

MA Lighting社とRobe lighting社、そしてVectorworks社との提携によって、エンターテインメント業界における問題点を解決するためにGDTFを策定しました。
さらに設計データをビジュアライザとコンソール卓とで利用できる標準フォーマットがMVRです。
Spotlight、Designerで利用可能です。

照明用番号付けコマンド

照明機材に番号付けを行うコマンドが改善され、より柔軟な順序で番号付けを行うことができます。これまでのように、番号付け後に照明機材の設定に入り、ナンバリングを調整する必要はありません。
Spotlight、Designerで利用可能です。

 

あらゆるユーザに

UXのスピードアップ

Vectorworksの起動、ファイルオープン、図形の選択、そしてコピー&ペーストなど、さまざまな面でスピードアップが図られ、ユーザエクスペリエンスが向上します。
すべての製品で利用可能です。