【海外事例】PWP LANDSCAPE ARCHITECTURE RENEWS SYDNEY’S WATERFRONT WITH BARANGAROO

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Vectorworksを使って進行されているシドニー港沿いのバランガルー区域リニューアルプロジェクトについての事例です。

PWPランドスケープアーキテクチャーは、Peter Walker氏を筆頭とする創立35年の会社です。彼らの直近の仕事は、2009年にスタートしたシドニー港沿いの世界的に重要な22ヘクタールのウォーターフロントのリニューアルプロジェクトで、バランガルーの公共領域戦略を主導する役割を担っています。2015年、バランガルー保護区は三区域のマスタープランの第一段階を迎え、バランガルー南区と中央区がそれに続くことになっています。このプロジェクトでは、ミラーズポイント岬を再生し、コンクリートでできたコンテナ港を、シドニーに自生する75,000種の植物を植えた6ヘクタールの自然公園へとリニューアルします。

プロジェクトのパートナー提携を結びました。彼らはすべての段階でVectorworksを使い、三区域の施工が完了するまで使い続けます。

「私たちはこのプロジェクトにおいて政府と協力しています。そのため我々は、技術的に説得力があるように、完成予想図を政治家が理解できるように、Vectorworksでその準備をする必要があります。」とDavid氏は言いました。
「これらの要因は、通常同時には行えません。私はそれを開発/概略設計のハイブリッドデザインと呼んでいます。幸いにも、それはVectoworksが非常に得意とするところです。」

このプロジェクトを通じて、PWPランドスケープアーキテクチャーは、デザイン業務をその環境に呼応するような伝統に発展させました。PWPチームは、建設物と自然のシステムのバランスを入念に見極め、双方の美しさを見出だすことに情熱を傾けています。

歴史的な地図と初期の絵画だけではなく、Vectorworksを用いた地形学的研究を元に、PWPの岬のデザインには、地形から直接発掘された巨大な砂岩のブロック10,000個から作られた浜辺が含まれました。岬の浜辺に沿っている自転車道と歩道は、低い1m幅の砂岩の壁によって区切られています。その壁は、「1836 Wall」として知られている植民地時代の海岸線のシンボルでもあります。

バランガルー保護区は、巨大なコンクリートの広がりを、有機的でエコロジーな目標が常に見える使用可能なスペースに変えました。すべての植物は土地固有で、オーストラリア全体でなはく明確にシドニー地域のものです。そしてバランガルーは、CO2排出量をゼロに削減するクリントン気候構想環境プログラムの世界中の17の地区の1つに選ばれました。

このプロジェクトは、カーボンニュートラル、ウォーターポジティブ、廃棄物ゼロの建設的な開発を約束する、C40 ポジティブ環境構想にも認められています。地形から取り除かれた材料、1キロにもおよぶコンクリートケーソンとアスファルトといったコンクリート製のコンテナ港を形成していた土壌を粉砕して、ベース層と土壌に使用して岬を作りました。地形から収穫した砂岩を海岸線に使うことは、都市を通る何千ものトラックのエネルギー負荷と排気ガスを生み出しません。

バランガルー南区と中央区の別の2つの地域は、今後数年の内に竣工するよう計画されています。バランガルー南区は、シドニー商業地区の延長線上です。保護区とは社会的な側面において正反対で、バランガルーの 50以上のバーとレストランがあり、訪れる人が都市から容易にアクセスすることを可能とする新しいフェリーターミナルと歩道を持っていることが特徴です。
バランガルー中央区は、デザインと工期の最後に計画され、最後に建設されます。ミラーズポイントとその港をつなぐもう一つの重要な空間は、公共のイベントと祭りのエンターテイメント空間として提供される予定です。

「企画設計か基本設計かに関わらず、開発の異なる段階において詳細なレベルを準備できるVectorworksを使って、様々なワークフローを管理することは、このプロジェクトで最も有用な機能であり続けています」とDavid氏は述べています。

バランガルー保護区は、シドニーの地元住民と観光客にとって「必見」となっており、2015年のオープン以来、700万人以上の観光客が訪れています。プロジェクトはすでに、デザイン/ビルド賞のBranksia Foundation Sustainalility、ランドスケープアーキテクトオーストリア学会の学会賞、オーストリア・エンジニアリング・エクセレンス・アワード・シドニー学会賞、ワールドアーキテクチャーニュース賞、Architizerアワード、アメリカ建築賞を含む複数の賞を受賞しています。

このプロジェクトは、バランガルー・シドニー地下鉄のオープニングと一緒に、2024年までに完全に竣工する予定です。竣工したら、バランガルーには23,000人以上の労働者と住民が在留し、毎日数千人の観光客を引き寄せるでしょう。

元記事:Planet Vectorworks

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