Architect解説講座

第11回「スペースの設定」

ArchitectDesigner

この記事は【2014年5月14日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

11.4 2D 境界線と領域

11.4.1 境界線の表示

スペースの2D境界線の表示設定を行います。

  • 2D境界線の表示:チェックを入れると、2D表示のときにスペースの境界を表示します。
  • 2D境界線の表示設定:境界線の取り方を5通りから選択することができます。日本では「境界線(グロス)」もしくは「境界線(ネット)」を使う場合が多いと思います。

2D 境界線と領域ダイアログ

11.4.2 グロスとネットの設定

2D境界のグロスとネットの定義をすることができます。

  • 境界線(グロス)の定義:4つの定義から選択します。カスタムを選択すると、カスタム設定ボタンから周囲の壁に対する面積の取り方を設定することができます。日本では「壁中心線」をよく使います。
  • 境界線(ネット)の定義:2通りの定義から選択します。カスタムを選択し、オフセット値などを入力することができます。
  • 面積計算:ネットとグロスの面積補正の割合を入力します。あまり使う場面はないかもしれません。
  • 寸法自動計算:スペース図形の幅と高さを、実際の図形から自動的に計算します。手入力にする場合は、幅と高さの欄に数値を入力します。

グロスとネットの定義

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