木造BIM開発記

梁同士の結合

この記事は【2016年4月1日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

木造BIMツールでは、実装に向けた開発と並行して、将来の機能拡張を目指す基礎研究も行っています。
今日は、梁同士の結合をご紹介します。
【註:エイプリルフールネタではありません】

よりインタラクティブに、もっとモデル修正をしやすいように軸組オブジェクトを改良しようと思っています。

その中の一つが「梁同士の結合」です。

現在の機能では、梁・桁ツールで配置したオブジェクトはすべて手動で位置の変更などをしなければいけません。
研究中の機能は、梁同士の関係性を維持するものです。
↓のような動きをします。(研究用のプラグインを使ってます)

これをベースにして、柱と筋交いの結合もできるようになります。

ただ、オブジェクトを配置する時の結合させるインターフェイスを詰めなくてはいけないので、もう少し時間がかかると思います。
壁ツールのように、赤くハイライトさせる方法を探っています。

基礎研究は大事ですね。

では、また後日。