木造BIM開発記

三斜図形のオブジェクト化 – つづき2

この記事は【2016年1月8日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

仕事始めの1週間が終わろうとしていますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
私は年末年始の暴飲暴食を喰い改め…もとい…悔い改めようと思います。

昨年末から取り組んでいた、三斜図形のオブジェクト化がすべて終わり、三斜求積コマンドへの移植も99%完了しました。

多角形や境界線オブジェクトを選択して、敷地の三斜求積コマンドを実行すると、三角形分割した上で三斜図形に変換するようになりました。

実行前

実行後

 

集計するワークシートも同時に作成されるので、面積の確認も行うことができます。
このワークシートは三斜図形をデータベース行に集計しているため、図面上で三斜図形を修正した場合、ワークシートの再計算だけで更新してくれます。

これでだいぶ利便性が向上したかと思います。

ただ、残り1%はコマンド実行後のワークシートが自動計算されず、手動で再計算を行う必要がある点です。

もう少し粘ってみますが、解決が難しい場合は制限事項として残ってしまうかもしれません。その点はご了承を… m(_ _)m

この機能を搭載した木造BIMツールは、2016対応版の1.3.5として2月にリリース予定です。

では、また後日。