実践OpenBIM

10. Solibri Model Checkerの紹介

この記事は【2012年12月18日】に公開されたもので、2年以上経過しています。
記事の内容が古くなっていたり、新機能の追加・機能の改善が図られていることがあります。

10-2-4. 「プレゼンテーション」タブ

こちらの画面は、チェックした3Dモデルを元に、各プロセス間の情報共有を行なう為の画面といって良いでしょう。

スライド作成画面

「確認」タブでの、ルールチェックは、決められたルールに沿ってIFCをチェックしていきますので、厳密で曖昧さはありません。

しかし、作成される3Dモデルは、必ずしもきっちりとした”モデリングの枠組み”に準拠しないものもあるはずです。

今回の オフィスビルサンプルIFC「sample_bim.zip」は、最上階の柱の上端部がオブジェクトに接していません。

なので、ルールチェック上エラーが表示されますが、モデリング意図がそれで良しとするならば、モデリングを行なった設計者やBIMマネージャーは、それを皆に伝える必要があります。

SMCで作成、変更されたプレゼンテーションシートは、PDFやExcelで書き出すことが可能です。

また、Solibri Model Viewer で取り込めば、SMCと同じ画面を共有することが可能です。

レポート作成